スケルトン工事

スケルトン工事

今回は、店舗のスケルトン工事でした。飲食店様の移転に伴うテナントの引き渡しのためにスケルトン工事をご依頼いただきました。

今回は、以下の注意ポイントがありました。

  1. 引き渡し日が7日後
  2. 日中の作業ができず、夜間の工事
  3. 店舗から搬出口まで約700メートルほど

具体的に説明していきます。

1.引き渡し日が7日後

工事が完了しなければいけない日までの時間があまりない場合は、工事会社は職人さんの日程調整が難しくなります。もちろん、すでに動き出している他の現場に悪影響が出るようなことはできません。今回は、日中に動いている他の現場の進み具合が良かったので、職人さんの現場替えができました。しかし、それだけでは工程で想定された人数に足りなかったので、協力会社様に応援に来てもらいました。

一般的に、工事完了しなければいけない日まで時間があまりない場合は、工事業者によってはかなりの割り増し料金が請求されることもあります。今回は、依頼主様からなぜギリギリになってしまったかの事情をお聞かせいただいていましたので、極力、割り増しにならないように頑張りました。

もし、退去や移転でテナントを引き渡しをお考えの場合は、早い目に管理会社様に引き渡し条件を確認の上、工事業者(スケルトンの場合は解体業者、原状回復の場合は工務店など)に相談することをお勧めします!

2.日中の作業ができず、夜間の工事

今回は、夜間の工事で施設が閉館してからしか作業ができず、作業を切り上げないといけない時間も決まっていたので、効率的な作業が求められました。綿密に考えて作業工程を組んで臨みました。時間も人工もギリギリの中、「なんとか終わらせないと」と言う気持ちと不安な気持ちが入り混じりながらも全力で作業を行いました。

結果的には、職人さんの頑張りによって、1日早く完工して依頼主様に驚かれました。

3.店舗から搬出口まで約700メートルほど

廃材の搬出作業はスケルトン工事に欠かせない作業です。施設に入っていないロードサイドの店舗様やテナントの入り口が道路に面している店舗様の場合は、入り口付近にトラックをつけることによって搬出までの距離が短くなり、工期は短くなります。しかし、今回は搬出の距離がかなり長かったため、搬出に時間がかかることが想定されました。作業をする職人さんと搬出する職人さんを順番に入れ替えることによって、疲れにくくして効率的に作業できたことによって、スムーズに進みました。

まとめ

今回は、かなりタイトな現場でしたが、無事、綺麗にスケルトンにすることができ、依頼主様にお喜びいただけました! 難所の多い現場は、体力的に大変だったり、考えることが多くなったりと、多くの労力が必要ですが、それはそれで、やりがいがあり達成感も感じられて完工したときは、清々しい気持ちになりました。ありがとうございました!

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